マテウス・クーニャのプレースタイルと特徴|120億円の価値を生む万能型の魅力

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マテウス・クーニャさんのプレースタイルについて、なぜあれほど止められないのか、どうして一人で局面を打開できるのか気になっている方は多いはずです。

ブラジル出身のクーニャさんは、ウルヴズで2シーズン連続で15ゴール前後を記録し、2025年6月にはマンチェスター・ユナイテッドへ約120億円という大型移籍が実現しました。ドリブル突破・ボールキープ・決定力と、現代サッカーの万能型アタッカーに必要な能力をほぼすべて備えた選手です。

この記事では、クーニャさんのプレースタイルをドリブル技術・守備貢献・キャリア経緯まで徹底的に分析します。FCシオンからRBライプツィヒ、アトレティコ・マドリード、ウルヴズを経てMUへ至るキャリアも含めて整理しますよ。

記事のポイント

①:クーニャさんのプレースタイルはドリブル突破・ボールキープ・決定力の三位一体が最大の武器

②:ウルヴズで2シーズン連続14〜15ゴールを記録しプレミアリーグのエースとなった

③:2025年6月、約120億円でマンチェスター・ユナイテッドへの大型移籍が実現

④:東京オリンピックでU-23ブラジル代表を優勝に導いた代表実績も持つ

マテウス・クーニャのプレースタイル|世界屈指のドリブルと万能性

  • マテウス・クーニャのプレースタイルの核心|万能型アタッカーの特徴
  • 世界屈指のドリブル突破力|複数人を抜ける個人技
  • ボールキープ能力|後ろ向きでも崩せる絶対的基盤
  • 決定力とフィニッシュパターン
  • プレッシングと守備貢献

マテウス・クーニャのプレースタイルの核心|万能型アタッカーの特徴

 

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マテウス・クーニャさんのプレースタイルを語るうえで最初に押さえておきたいのが、その万能性の高さです。

ポジション表記は主にセンターフォワードですが、1列目と2列目のあらゆるポジションを高いレベルでこなせる多才なアタッカーです。ワントップの位置からトップ下、両サイドまで幅広い適性があり、どの位置からでも試合を決定づけるプレーができます。

プロフィール|クーニャの基本情報

項目 内容
本名 マテウス・サントス・カルネイロ・ダ・クーニャ
生年月日 1999年5月27日
2026年04月19日現在の年齢 26歳
出身地 ブラジル・ジョアンペソア
ポジション FW/MF(CF・トップ下・ウィング)
利き足 右足(両足使用可能)
直近の所属クラブ マンチェスター・ユナイテッド(2025年〜)
代表 ブラジル代表

攻撃関与能力の高さ

クーニャさんの最大の特徴のひとつが、ボールを受けてからのドリブル能力です。

複数人と対峙する場面においても易々と抜き去っていくドリブルは、プレミアリーグ全体を見渡してもトップクラスです。ボールの受け方も万能で、よいポジショニングからボールを引き出すこともあれば、味方からの苦し紛れのパスを収めることもあります。

ウルヴズがボトム10に沈む苦しい状況が続く中でも、クーニャさんはその万能性を武器に攻撃の起点となり続けました。ポジションもワントップ・トップ下・両サイドと幅広い適性があるため、攻撃の形がワンパターンに集約されないことも大きな強みです。

特定の役割に固定されず、状況に応じて幅広くプレーできる柔軟性がクーニャさんの最大の価値です。チームの状況・相手の守備組織・スコアに応じてその役割を変えながら、常に攻撃のカギを握る存在として輝けるのは、純粋なストライカーにも純粋なMFにもできないことです。この万能性こそが120億円という評価の背景にある最大の理由のひとつといえるでしょう。

ウルヴズでのキャリア成績

シーズン クラブ 出場試合 成績
2022/23(冬〜) ウルヴズ(レンタル) 20試合 2G・1A
2023/24 ウルヴズ(完全移籍) 36試合 14G・8A
2024/25 ウルヴズ 33試合 15G・6A

世界屈指のドリブル突破力|複数人を抜ける個人技

クーニャさんのプレースタイルで最も印象的なのが、個人でのドリブル突破力です。

ほとんどの選手が3人以上を抜くことができない中、クーニャさんは4人でも5人でも抜きにかかることができます。ここ、実際に見るとちょっと信じられないレベルですよね。相手を引き寄せ、食いついたところで逆を突いてスピードに乗るという動作が非常に洗練されています。

ボールの置き所が生む突破の安定感

クーニャさんのドリブルで際立つのは、ボールを常に足から離さない緻密なコントロールです。

極端にボールが足から離れないため、常に一定のリズム感で相手と対峙できているように見えます。相手DFをかわした後にすぐ相手の進路に入り込むことで、身体をぶつけられないようにしており、相手の2度追いを巧みに回避しています。

ドリブルを仕掛ける頻度、成功数ともにリーグ内でも上位に位置しており、試合の流れを一気に変える局面を生み出す存在です。スピードに加えて重心の移動と身体の使い方が巧みで、単純なスピード勝負ではなく駆け引きでも相手を上回れるのがクーニャさんのドリブルの本質です。

ドリブルからのシュートが一流

クーニャさんの突破力はドリブルで終わらず、その後のシュートまでの流れが一流です。

複数人を抜いたとは思えないほどにシュートが研ぎ澄まされており、高い確率で枠内に持っていきます。右足だけでなく左足でのゴールも多く、シュートに関しては死角なしといえます。ゴール前での冷静さとシュート選択肢の豊富さは、単なるドリブラーを超えた「決定的な選手」としての地位を確立しています。

ウルヴズが苦境に立たされた場面でも、クーニャさんが何度もドリブルで相手3〜4人を切り裂いてそのままゴールを決める、という個人技での解決を繰り返してきました。チームの命運を一人で背負えるアタッカーは世界でも限られた存在です。

相手が飛び込めない間合いの絶妙さ

クーニャさんのドリブルで特筆すべきがその間合いです。

シュート技術が高いことを相手守備陣も知っているため、なるべくゴール前に近付けたくない。しかしクーニャさんは飛び込みづらい間合いを巧みに保つ選手です。相手が距離を保ったまま様子を見ていると中距離シュートが来る、近付いてくればドリブルで抜かれる——この「どちらを選んでも損をする」状況を作り出せるのが、世界屈指のドリブラーの怖さです。

ボールキープ能力|後ろ向きでも崩せる絶対的基盤

クーニャさんからボールを奪うことは至難の業です。ボールを置く位置が常に良いため、相手が足を出しにくく、対応が非常に難しい選手の一人といえます。

後ろ向きの状態でボールを受けても簡単に前を向き、攻撃の起点になる能力は、ウルヴズで苦境に立たされる状況を何度も打破してきた根幹です。

フィジカルを超えた体幹と連動性

特別にフィジカルが優れた選手ではないですが、クーニャさんは体幹部分がしっかりしており、全身の連動性が高いです。

そのため、屈強な選手とのフィジカル勝負においても互角でやりあえる力があります。押し込まれる展開が続くチームにおいて、前線でのボールキープはチームの助けになります。ウルヴズでそんな状況が長く続いた中で、クーニャさんがある程度の自由を持ってピッチを走り回り、ボールを引き出すことで苦しい状況を何度も打破してきました。

味方の上りが遅れた場合であっても余裕のボールキープで味方を待ち、嫌なバウンドボールが配給されても易々と収めていた姿は、ウルヴズのサポーターが最も愛した光景のひとつです。

後ろ向きからの反転技術

後ろ向きでボールを受けた際の反転の速さも、クーニャさんのプレースタイルの重要な要素です。

相手DFが後ろからプレッシャーをかけてきても、一瞬のフェイントで向きを変え、すでに前を向いてドリブルを始めているという場面が数多く見られます。この「収めてすぐ前を向く」能力は、ウルヴズのようにボールを持てない時間が長いチームで特に輝く能力です。

リヴァプールでいえばモハメド・サラーさん、ブレントフォードでいえばエンベウモさんのように、「この選手にボールが入ると何かが起きる」というオーラをクーニャさんは持っています。プレミアリーグでこれほどのオーラを漂わせる選手は珍しく、異色の存在といえます。

チームの「戦術そのもの」になる存在感

ウルヴズでの2シーズン、クーニャさんはただ点を取る選手ではなく、チームの攻撃戦術そのものでした。

ボトム10に沈むチームで1人で14〜15ゴールを取り続けるということは、チームの得点の大半を1人で叩き出しているということです。この数字は純粋な得点力の証明であると同時に、「クーニャがいなければもっと悲惨な結果になっていた」という事実でもあります。チームにいれば必ず攻撃の起点となるクーニャさんの存在感は、単なるエースストライカーを超えています。

決定力とフィニッシュパターン

クーニャさんの近年のパフォーマンスで際立つのが、期待得点(xG)を大きく上回るフィニッシャーとしての進化です。

23-24シーズンの14ゴール、24-25シーズンの15ゴールはいずれもxGを上回るペースで記録しており、単なる偶然ではなく再現性の高い得点能力を証明しています。

多彩なフィニッシュパターン

クーニャさんのゴールパターンは多岐にわたります。

ドリブルで持ち上がり、そのままシュートで仕留めるパターン。チップシュートで浮かすパターン。コントロールシュートで精密に狙うパターン。左足でのゴールも多いため、シュートに関して守備側に死角を作らせません。どの位置からでもシュートを狙いにいける姿勢は、相手GKとDFにとって最も対応しにくい選手のひとつです。

ドリブルで運んだ後、無駄なタッチを省いてすばやくフィニッシュに持ち込む意識が強く、相手ディフェンスの対応を遅らせることに成功しています。

ミドルレンジからのゴール

クーニャさんの決定力は近距離だけではありません。

RBライプツィヒ時代の2019年4月のレヴァークーゼン戦で決めたゴールはFIFAプスカシュ賞にノミネートされるほどの美しさでした。ミドルレンジからのゴールも少なくない点が特徴で、単純な押し込みだけでなく、相手の守備網を破るために多彩な手段を選べるため、得点パターンに大きな幅があります。

今後の課題|継続性の証明

今後のクーニャさんの最大の課題は、マンチェスター・ユナイテッドという大舞台での継続的な成果です。

ウルヴズはプレミアリーグで残留争いをするクラブでしたが、マンチェスター・ユナイテッドはタイトルが求められる環境です。監視の目も厳しくなり、相手チームのマークも一段と厳しくなります。120億円の移籍金に見合う活躍をシーズンを通じて継続できるか——これがエリートストライカーとしての本当の証明になります。

エリートストライカーたちに求められる「継続性」の証明。ウルヴズでの2シーズンがそれを示しましたが、より強いスポットライトの下で再現できるかどうかが、クーニャさんのキャリアのひとつの分岐点です。

プレッシングと守備貢献

クーニャさんはブラジル人ストライカーに伝統的に期待された「華麗なドリブルだけで相手を抜き去るタイプ」ではありません。現代サッカーの要請に応えた前線からの積極的なプレスを持ち味としています。

ミッドフィルダーに匹敵する運動量を誇り、相手ボール保持者に対するプレスバックや、守備陣へのサポートにも献身的に取り組みます。攻撃に留まらず守備局面でも存在感を発揮できる点は、チーム全体の戦術にフィットしやすい重要な要素です。

前線からのハードワーク

クーニャさんの守備への取り組みは、試合映像を見れば一目瞭然です。

相手DFがボールを持った際に猛然とプレスをかけ、ミスを誘発するシーンが試合を通じて何度も見られます。ウルヴズのような守備的に苦しいチームでこのプレスを継続できたのは、クーニャさんの高いモチベーションと体力の賜物です。

前線でのプレスが機能することで、チームが高い位置でボールを奪えるケースが生まれます。クーニャさんの守備貢献はウルヴズの数少ない強みのひとつでした。

感情面の課題と成長

プレー内容においては評価が高い一方で、クーニャさんには感情面での未成熟さが見られた場面もありました。

近年は熱くなりすぎた場面で出場停止処分を受けるなど、規律面でのトラブルが散見されました。ただし、これまでのキャリア全体を通じて見れば特段荒れた選手ではなく、ここ数年で一時的に問題化したにすぎないとも言えます。勝利への執着心が非常に強いため感情のコントロールに課題が出やすいタイプですが、クラブ側も選手本人も成熟を促している段階です。マンチェスター・ユナイテッドという舞台で、より成熟したクーニャさんが見られることを期待したいですよ。

マテウス・クーニャのプレースタイルを育てたキャリア|120億円移籍への道

  • FCシオンからRBライプツィヒへ|ブラジル出身の原石
  • アトレティコ・マドリードでの挑戦と転機
  • ウルヴズでのブレイクと連続15ゴールの輝き
  • マンチェスター・ユナイテッドへの120億円移籍

FCシオンからRBライプツィヒへ|ブラジル出身の原石

 

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マテウス・クーニャさんのキャリアの原点は、ブラジルのコリチーバ下部組織からスイスへの渡航にあります。

クーニャさんはFW三浦知良さんなども所属していたコリチーバ(ブラジル2部)の下部組織に加入していました。スイスリーグ1部のFCシオン(2017-2018)でプロキャリアをスタートし、すぐに結果を残して若手育成に定評のあるRBライプツィヒから接触を受けます。

RBライプツィヒでの活躍

2018年にドイツのRBライプツィヒに移籍したクーニャさんは、早速試合に出場し、移籍初年度から39試合9得点の活躍を見せます。

リーグ戦では25試合で2得点でしたが、ヨーロッパリーグでは12試合6得点の大暴れでした。ここからわかるように、クーニャさんはEUL・CL等の欧州の舞台でも力を発揮できる選手であることが早くから示されていました。

2019年4月のレヴァークーゼン戦で決めたゴールは2018-2019シーズンのFIFAプスカシュ賞にノミネートされるほどの美しいゴールで、クーニャさんの名が欧州全体に広まるきっかけとなりました。

RBライプツィヒはエルリング・ハーランドさんやティモ・ウェルナーさんなど、数々のスターを輩出したクラブです。この環境でプレーした経験が、クーニャさんの「現代サッカーへの適応力」を高めたことは間違いありません。ハイインテンシティなプレッシングと高速カウンターを体に染み込ませた2年間は、後のキャリアの礎となっています。

ヘルタ・ベルリンへの移籍と成長

ライプツィヒでの実績を評価され、2020年1月にヘルタ・ベルリンへ移籍します。

2019-2020シーズンの後半戦の11試合に出場し5得点を記録。次シーズンはさらにギアを上げ、リーグ戦27試合7得点4アシストと安定したパフォーマンスを発揮しました。得点以外の面でも効果的なアクションが多く、ベルリンの多くのサポーターから支持される選手になりました。

スイスからドイツへ、そして欧州のより大きなステージへと着実に成長していったクーニャさんのキャリアはここから大きく加速します。

アトレティコ・マドリードでの挑戦と転機

ヘルタでの活躍を受け、2021年8月にスペインの強豪アトレティコ・マドリードが約42億円でクーニャさんの獲得に名乗りを上げます。5年契約という大きな期待を込めた移籍でした。

アトレティコでの滑り出し

移籍後すぐに行われたラ・リーガ第3節のビジャレアル戦で途中出場したクーニャさんは、ゴールこそ生まれなかったものの待望のデビューを飾りました。

その後の試合にはコンスタントに出場し、リーグ戦29試合6得点4アシストと上々の成績を残します。チャンピオンズリーグにも5試合出場し、欧州最高峰の舞台でも経験を積みました。

2年目の不振とウルヴズへのレンタル

しかし2022-23シーズン前半、クーニャさんの成績は芳しくありませんでした。

背番号9を与えられたにもかかわらず、冬までの17試合で0得点2アシストという結果でした。アトレティコ・マドリードはクーニャさんをウルヴズへ買取義務付きのレンタルとして送り出します。

この一時的な「挫折」が、クーニャさんにとって大きな転機となりました。ウルヴズという環境で「チームの中心として自由に動く」役割を与えられたことで、その後のブレイクへとつながっていきます。

アトレティコ・マドリードのサポーターに別れを告げることになりましたが、この経験でクーニャさんはより逞しくなりました。大舞台での挫折を経験し、再び自分を証明する機会を掴みとったメンタリティは、その後のウルヴズでの孤軍奮闘ぶりにも活かされています。

クラブ 在籍期間 移籍金 備考
コリチーバ育成 〜2017 ブラジル2部のユース
FCシオン 2017-2018 スイスでプロデビュー
RBライプツィヒ 2018-2020 EL12試合6得点
ヘルタ・ベルリン 2020-2021 27試合7G4A
アトレティコ・マドリード 2021-2022 約42億円 29試合6G4A
ウルヴズ(レンタル→完全) 2022-2025 約70億円(完全) 2シーズン連続14〜15G
マンチェスター・ユナイテッド 2025〜 約120億円 プレミア屈指のアタッカー

ウルヴズでのブレイクと連続15ゴールの輝き

ウルヴズでの活躍がクーニャさんのキャリアを大きく変えました。2シーズン連続で14〜15ゴールを記録し、プレミアリーグ屈指のアタッカーとしての地位を確立します。

2022-23シーズン(冬から合流)

2023年1月にウルヴズへレンタル移籍したクーニャさんは、冬から合流して20試合2得点1アシストを記録しました。

数字だけ見ると物足りなさはありますが、途中参加であることと、ウルヴズのチーム状況を考えれば十分な滑り出しでした。クラブはこの結果を踏まえ、クーニャさんをレンタルから約70億円の完全移籍へと移行します。これがウルヴズ史上最高額の移籍金でした。

2023-24シーズン|プレミアリーグでの覚醒

完全移籍後の2023-24シーズン、クーニャさんは36試合14得点8アシストを記録し、プレミアリーグのビッグクラブが熱視線を送る存在になりました。

この2シーズン、クーニャさんはxG(期待得点)を上回るペースで得点を重ね、単なる運ではなく再現性ある決定力を証明しました。

特に印象的だったのは、チームが苦境に立っている時ほど個人でゲームを動かすシーンが増えた点です。ウルヴズが劣勢に立たされた局面で、クーニャさんの1対1の突破やボールキープから攻撃を作り出す場面が何度も見られました。プレミアリーグというリーグで、こうした局面打開能力は非常に希少な価値を持っています。

2024-25シーズン|チームの降格を救った孤軍奮闘

2024-25シーズン、ウルヴズは降格圏を彷徨いましたが、クーニャさんの活躍でなんとか残留を果たしました。

チームが16位と低迷する中、33試合15得点6アシストを記録。「クーニャがいなければ確実に降格していた」とウルヴズサポーターが語るほど、チームの命運を一人で背負う活躍でした。プレミアリーグでここまで個人の力でチームを引っ張れる選手はそう多くありません。

ウルヴズでの2シーズンにわたる活躍は、クーニャさんがどんな環境でも個人の力で試合を変えられる選手であることを証明しました。約70億円の移籍金を軽く上回る価値を示したことが、次の120億円での大型移籍を呼び込んだのです。

マンチェスター・ユナイテッドへの120億円移籍

2シーズンにわたってプレミアリーグでの実力を証明したクーニャさんには、2025-26シーズンに向けた夏の移籍市場でビッグクラブからオファーが殺到しました。

同じプレミアリーグのトッテナム、アーセナル、ニューカッスルなどの名前が挙がる中、最終的には2025年6月にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が発表されます。

約120億円という大型移籍の背景

クーニャさんの移籍金は約120億円で、過去のイングランドの移籍市場と比較してもトップ30に入る大型移籍となりました。

この金額の高さが示すのは、現代のプレミアリーグでクーニャさんが持つポジションの希少性です。ドリブル突破・ボールキープ・決定力・プレッシングという4つの能力を高水準で兼ね備えた選手は世界でも限られており、その希少性が120億円という評価につながっています。

マンチェスター・ユナイテッドは低迷期からの再建を進めており、クーニャさんはその中心的な戦力として期待されています。かつてはウルヴズで苦境を一人で支えた選手が、今度は世界最大級のクラブの再建を担う——そのキャリアの物語はこれからが本番です。

移籍後の期待と課題

マンチェスター・ユナイテッドというクラブでは、プレーの水準だけでなくメディアの注目度も段違いに上がります。

ウルヴズでの感情面のトラブルを乗り越え、より成熟した選手としてマンチェスターで活躍できるか。120億円の大型移籍に見合うパフォーマンスを継続して示せるか。サポーター、メディア、クラブ、そして世界中のサッカーファンが注目する舞台が整いました。クーニャさんがこの重圧を力に変えられる選手であることは、ウルヴズでの2シーズンが証明しています。

東京オリンピックのU-23ブラジル代表優勝という実績も持ち、国際大会での経験も豊富なクーニャさん。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターが待ち望んでいた「チームを一変させる一人の選手」として、クーニャさんが輝けるかどうかが今後最大の注目点です。

マテウス・クーニャのプレースタイルの総まとめポイント

  • 本名はマテウス・サントス・カルネイロ・ダ・クーニャ、1999年5月27日生まれ
  • ブラジル・ジョアンペソア出身で現在は欧州を主戦場とする
  • ポジションはFW/MFでCF・トップ下・ウィングを高水準でこなせる万能型
  • 個人でのドリブル突破は世界屈指のレベルで複数人を抜ける個人技を持つ
  • ボールを足から離さないコントロールと相手2度追いを回避する身体の使い方が特徴
  • ウルヴズで2シーズン連続14〜15ゴールを記録し降格を阻止した
  • xG(期待得点)を上回る高い決定力で再現性ある得点能力を証明
  • 前線からの積極的なプレスとミッドフィルダー並みの運動量で守備にも貢献
  • 2019年のFIFAプスカシュ賞候補に選ばれたレヴァークーゼン戦ゴール
  • 東京オリンピックでU-23ブラジル代表を優勝に導いた代表実績を持つ
  • アトレティコ・マドリードでの約42億円移籍後に試練を経験しウルヴズで覚醒
  • 2025年6月に約120億円でマンチェスター・ユナイテッドへ大型移籍
  • 「ボールが来ると何かが起きる」という期待感あふれるオーラが他の選手と違う
  • 感情面の課題も持ちながら成熟した選手への成長を続けている
  • MUでビッグクラブの再建のキーマンとして今後の活躍が期待される

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