シュテファン・ポッシュのプレースタイルの特徴と強みを徹底解説

※当記事は公開情報をまとめた考察記事です。記載内容は執筆時点で確認できた情報に基づきます。本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

シュテファン・ポッシュさんのプレースタイルについて、気になっている方は多いのではないでしょうか。

オーストリア代表の不動の右サイドバックとして知られるポッシュさんは、身長190cmのフィジカルを武器にした守備力と、精力的な上下運動が持ち味のディフェンダーです。

もともとセンターバックが本職でしたが、2022-23シーズンにボローニャでチアゴ・モッタ監督にコンバートされてから右サイドバックとしてブレイクを果たした経緯が非常に興味深いです。

この記事では、シュテファン・ポッシュのプレースタイルの特徴から守備技術・攻撃参加・ビルドアップ能力まで、データをもとに詳しく解説します。

記事のポイント

①:右SBにコンバートされブレイクした経緯

②:高さ・タックル・インターセプトが際立つ守備力

③:ビルドアップとオーバーラップで攻守に貢献

④:ユーロ2024で評価を高めた国際舞台での実力

シュテファン・ポッシュのプレースタイルの特徴と強み|守備から攻撃まで多彩な能力

  • プロフィールと基本情報
  • ポジションと戦術的役割
  • 守備技術の特徴
  • 攻撃参加とオーバーラップ
  • ビルドアップへの貢献
  • フィジカルとメンタルの特性

プロフィールと基本情報|190cmの長身DF

 

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まず、シュテファン・ポッシュさんの基本情報を整理してみましょう。

ポッシュさんはオーストリアのユーデンベルクという地方都市で生まれ、複数の地元クラブを経て2015年にドイツのTSG 1899ホッフェンハイムのユースに加入しました。

オーストリア代表としての国際経験も豊富で、現在は51試合5ゴールという成績を残しています。

項目 内容
フルネーム Stefan Posch(シュテファン・ポッシュ)
生年月日 1997年5月14日
現在の年齢 28歳
出身地 オーストリア・ユーデンベルク
国籍 オーストリア
身長 190cm
体重 82kg
利き足 右足
ポジション 右サイドバック(RSB)・センターバック(CB)
現所属クラブ コモ1907(1.FSVマインツ05へレンタル中)
代表チーム オーストリア代表(51試合5ゴール)
年俸 推定125万ユーロ

ユース時代から一軍デビューまでの歩み

ポッシュさんのキャリアの出発点は、オーストリアのアドミラ・バーカー(現アドミラ・ヴァッカー・メードリング)ジュニアチームです。

2015年にドイツのTSG 1899ホッフェンハイムのユースアカデミーに加入し、翌2016-17シーズンにはリザーブチームで30試合に出場するという高いパフォーマンスを見せました。

この活躍が評価されて2017-18シーズンには一軍に昇格を果たしますが、負傷が重なり、わずか9試合の出場にとどまります。

2018-19シーズンからは出場機会を着実に増やし、2019-20シーズンには28試合に出場してレギュラーポジションをつかみました。

背番号の変遷とキャリアの転機

ポッシュさんの背番号の歴史を見ると、キャリアの変化がよく見えてきます。

シーズン クラブ 背番号
2017-18〜2021-22 TSG 1899ホッフェンハイム 38
2022-23(レンタル) ボローニャFC 1909 3
2023-24 ボローニャFC 1909 3
2024-25(レンタル) アタランタBC 5
2025-26(レンタル) コモ1907 27
2025-26(レンタル) 1.FSVマインツ05 4
オーストリア代表 5

ホッフェンハイムでは長く「38番」を背負い、センターバックとして出場し続けました。

2022年にボローニャへのレンタル移籍が決定し、ここで右サイドバックへのコンバートという転機が訪れます。

移籍金とマーケットバリューの推移

ポッシュさんの市場価値は、ボローニャでのブレイク後に急上昇しました。

2022年5月時点での最高評価額は1,927万ユーロに達し、同年のボローニャへの完全移籍額は510万ユーロとなっています。

現在の市場価値は486.4万ユーロと評価されており、長いキャリアの中で着実に実績を積み上げてきた選手です。

ポジションと戦術的役割|SBとCBを兼任する多用途DF

シュテファン・ポッシュさんのポジションについては、「本職はどちらなのか?」という疑問を持つ方も多いはずです。

ここ、かなり気になるところですよね。

センターバックからサイドバックへの転身

ポッシュさんはホッフェンハイム時代、一貫してセンターバック(CB)として出場していました。

守備力の高さは評価されていましたが、サイドバックとしての攻撃参加や上下運動という側面は当時まだ開発されていませんでした。

状況が一変したのは2022-23シーズン、レンタル先のボローニャでシーズン途中から指揮を執ったチアゴ・モッタ監督が、ポッシュさんを右サイドバックにコンバートしたことがきっかけです。

この決断が、ポッシュさんのキャリアに革命をもたらしました。

サイドバックとしての適性と戦術的貢献

モッタ監督は、ポッシュさんの高さ・守備センス・足元の技術という三つの武器を生かし、右サイドバックとして使うことを決断しました。

右SBとしてのポッシュさんは、まず守備の安定性でチームに貢献します。

センターバック経験から培われた対人守備の強さとポジショニングの良さは、右SBとしてプレーする際にも大きなアドバンテージとなっています。

また、ボローニャが採用するビルドアップ重視のスタイルにもよくフィットし、後方からのパス出し役としても機能するようになりました。

現在のポジション適性と使われ方

EA SPORTS FC 26のデータによると、ポッシュさんのプライマリーポジションはセンターバック(CB)とされており、代替ポジションとして右サイドバック(RB)が設定されています。

ポジション 適性 特記事項
右サイドバック(RSB) メイン(代表・クラブ) コンバート後に開花
センターバック(CB) 本職 ホッフェンハイム時代のメインポジション
右ミッドフィールダー(RM) 代替 緊急時に対応可能

スポルティーバの記事では「以前になかった攻撃性を兼ね備えたことで、代表でのポジションも右SBに変化していった」と報じられており、ポッシュさんがサイドバックとして完全に定着したことがわかります。

守備技術の特徴|タックル・インターセプトで際立つ対人守備

シュテファン・ポッシュのプレースタイルを語るうえで、守備技術は欠かせないテーマです。

数字で見ると、ポッシュさんの守備力がいかに傑出しているかが一目瞭然ですよ。

タックルとインターセプトのデータ分析

2025-26シーズンのブンデスリーガでの統計を見ると、ポッシュさんの守備貢献の高さが数字に表れています。

守備指標 数値 90分あたり
タックル数 37 3.08
インターセプト 13 1.08
空中戦勝利 32 2.67
クリア回数 69 5.75
シュートブロック 11 0.92
守備貢献(合計) 130

タックル数の90分あたり3.08という数値は、ブンデスリーガのDFの中でもトップクラスの水準です。

また、ドリブル抜き去られた回数が8回というのも、相手選手をしっかりと抑え込んでいることを示しています。

EA FC 26で見るポッシュの守備能力値

EA SPORTS FC 26での能力値は、ポッシュさんの守備の特徴をよく反映しています。

守備系能力 数値
守備総合 80
インターセプト 78
タックル 82
スライディング 78
守備意識 79
ヘディング精度 80

タックル値82・インターセプト78・守備意識79という数値は、右サイドバックとしては非常に高い水準であり、センターバック並みの守備力をサイドバックのポジションで発揮していることがわかります。

ゲームデータ上でも「ブルーザー(フィジカルタックルの強さが向上)」と「予測(タックル成功率、足元でボールを止める可能性が向上)」という特徴が付与されており、対人守備の強さが特色として認識されています。

空中戦での強さ

190cmの長身を生かした空中戦の強さも、ポッシュさんの大きな武器の一つです。

ブンデスリーガでの空中戦勝利数は32回、空中戦勝利率は57.4%というデータが示す通り、相手のロングボールやセットプレーに対して非常に安定した対応を見せています。

EA FC 26での「ジャンプ85」という能力値も、この強さをよく表しています。

ユーロ2024のトルコ戦(ラウンド16)では、「身長190センチの高さを生かしてヘッドでアシストも記録した」と各メディアが伝えており、セットプレーでのヘディングが得点機会を生み出すシーンが印象的でした。

攻撃参加とオーバーラップ|チャンスメイクで存在感を発揮

守備力だけではなく、シュテファン・ポッシュさんの攻撃参加も見逃せないポイントです。

右サイドバックとして積極的なオーバーラップを見せ、クロスや前線へのサポートで攻撃に厚みをもたらしています。

クロスとチャンスメイクのデータ

2025-26シーズンのブンデスリーガでのデータを見ると、攻撃への関与度がよくわかります。

攻撃指標 合計 90分あたり
成功したクロス 5(55.6%)
チャンスメイク数 5 0.42
アシスト期待値(xA) 0.95
相手ボックス内タッチ 18
ドリブル成功 4(44.4%)

クロス成功率55.6%は、守備的サイドバックとしては高い水準です。

ポッシュさんがただ守るだけでなく、前線に積極的に顔を出してチャンスを作る役割も担っていることが数字から読み取れますよね。

ボローニャ時代のゴール・アシスト実績

ポッシュさんの攻撃参加の能力は、ボローニャ時代から随所に見られました。

2022-23シーズン(レンタル)の主な活躍をまとめると以下の通りです。

相手 貢献
12R モンチャ スルーパスでルイス・ファーガソンのゴールをアシスト
13R トリノ シーズン初ゴール
18R ウディネーゼ 劇的なヘッダーゴールでチームの勝利を導く
20R スペツィア コーナーキックで先制ゴール
21R フィオレンティーナ 2試合連続ゴール
28R ウディネーゼ 中距離シュートでゴール
36R クレモネッセ コーナーキックからヘッダーゴール

DFながら1シーズンで複数のゴールを記録するのは、攻撃センスの高さを示すものです。

特にセットプレーからのヘッダーゴールが多く、身長を生かした得点パターンが確立されていることがわかります。

UEFAカンファレンスリーグでの活躍

2025-26シーズン(マインツ在籍中)のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグでは、4試合で2ゴールを記録するという印象的な活躍を見せています。

ゴール期待値(xG)1.68という数値は、積極的にゴールを狙うポジション取りをしていることを示しており、守備的サイドバックでありながらゴールへの嗅覚も持ち合わせていることが伺えます。

ビルドアップへの貢献|足元の技術を生かしたパス出し

ポッシュさんの特徴の一つとして、後方からのビルドアップへの貢献が挙げられます。

スポルティーバの記事でも「高いビルドアップ能力」が明記されており、単なる守備専門のDFではないことが示されています。

パス精度と足元の技術

EA FC 26のデータでは、ポッシュさんのパス能力が以下のように評価されています。

パス系能力 数値
ショートパス 74
ロングパス 70
クロス 73
視野 55
カーブ 65

ショートパス74・ロングパス70という数値は、CBからコンバートされたSBとして高い水準を示しています。

ブンデスリーガでのパス成功率は76.71%、セリエAでは81.07%と、状況に応じた精度の高いパスを供給できることがデータから確認できます。

ブンデスリーガでのパス統計

2025-26シーズンのブンデスリーガでは、12試合で511本のパスを出し、392本を成功させています(成功率76.71%)。

ロングボールの成功数は28本(成功率30.1%)で、縦への展開も積極的に行っていることがわかります。

ナムウィキの記述でも「足元が良いので後ろからビルドアップする際のパス能力も高い」と評価されており、複数の情報源が同様の見解を示しています。

チアゴ・モッタ監督が見出した潜在能力

ボローニャのチアゴ・モッタ監督がポッシュさんをSBにコンバートした理由の一つが、この足元の技術でした。

モッタ監督は「ビルドアップの起点として後方から精度の高いパスを出せる」というポッシュさんの特性を高く評価し、ボローニャのポゼッションスタイルに欠かせない存在として育て上げました。

2023-24シーズンには、ボローニャのCL初出場権獲得に主軸として貢献するまでに成長し、移籍料510万ユーロでの完全移籍が決定しました。

フィジカルとメンタルの特性|190cmの身体能力を最大限に活用

シュテファン・ポッシュさんのフィジカル面の特性についても整理しておきましょう。

190cm・82kgという恵まれた体格は、右サイドバックとしては大柄な部類に入り、これがポッシュさんのプレースタイルの根幹をなしています。

スピードとスタミナ

EA FC 26のデータでは、ポッシュさんのフィジカル系能力が以下のように設定されています。

フィジカル系能力 数値
ペース(総合) 75
加速 71
スプリント速度 78
スタミナ 70
ジャンプ 85
フィジカル(強度) 75
積極性 73

スプリント速度78という数値は、190cmのDFとしては良好な部類です。

90分間精力的に上下運動を繰り返せるスタミナ70という能力値も、右サイドバックとして攻守にわたる運動量を支えています。

ユーロ2024での90分フル出場

ユーロ2024では、グループリーグから決勝トーナメントまで全4試合にフル出場したポッシュさん。

「不動の右SBとしてグループリーグから大車輪の活躍ぶり」と各メディアに称えられたこの活躍は、90分間集中力を切らさないメンタルの強さと身体的なスタミナを証明しています。

試合を重ねるごとにコンディションを落とさず、トルコとの激戦となったラウンド16でもフルタイム出場を果たしており、高い自己管理能力が伺えます。

センスのあるキックとゴール決定力

ナムウィキでは「センスのあるキックでゴールを決めることが多い」と評されており、DFながらゴールへの嗅覚を持つ選手です。

これはeFootballシリーズでも反映されており、守備的サイドバックというプレースタイル設定でありながら、セットプレーからのゴール記録が多い選手として評価されています。

2022-23シーズンだけで複数のセットプレーゴールを決めた実績が、このコメントの信憑性を裏付けています。

シュテファン・ポッシュのプレースタイルの評価と課題|オーストリア代表での立ち位置

  • 監督・専門家からの評価
  • 弱点と課題
  • オーストリア代表での活躍
  • ボローニャでの実績
  • 今後の展望とキャリア

監督・専門家からの評価|モッタ監督が開花させた才能

 

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シュテファン・ポッシュさんへの評価はどのようなものでしょうか。

特に注目されるのは、チアゴ・モッタ監督によるコンバートと、ユーロ2024での専門メディアからの高評価です。

チアゴ・モッタ監督の起用法と評価

2022-23シーズン途中にボローニャの指揮を執ったチアゴ・モッタ監督は、ポッシュさんをCBからSBにコンバートして大成功を収めました。

スポルティーバの記事では「持ち前の守備力に加え、労を惜しまない上下運動や高いビルドアップ能力、そして攻撃時における中央でのチャンスメイクなど、以前になかった攻撃性を兼ね備えた」と評価されています。

モッタ監督がポッシュさんに求めた役割は、守備の安定性を保ちながら攻撃の起点にもなれる多機能SBという非常に高度なものでした。

その期待に応えたポッシュさんは、2023-24シーズンにボローニャのCL出場権獲得という歴史的偉業の立役者となっています。

ユーロ2024ラウンド16ベストイレブン選出

ユーロ2024のラウンド16において、ポッシュさんはベストイレブンに選出されました。

選出理由は「追いかける展開で攻勢を強める中で一際目立ったのがポッシュ。可能性のあるチャンスを演出していた。セットプレーからヘディングでのアシストを記録した」というものです。

オーストリアが0-2のビハインドから1点を返す場面で、コーナーキックから相手選手との空中ボール競合の末にヘッダーでボールをそらし、グレゴリッチのゴールをアシストした場面は、大会でも印象的なシーンの一つとして記憶されています。

FotMobレーティングと数値評価

2025-26シーズンのブンデスリーガでのFotMobレーティングは平均7.15と良好な水準を維持しています。

試合日 対戦相手 FotMobレーティング
2026年4月19日 ボルシアMG(引き分け) 8.3
2026年4月12日 フライブルク(敗北) 7.4
2026年4月9日 ストラスブール(勝利・1ゴール) 8.4
2026年3月22日 フランクフルト(勝利) 7.2
2026年3月19日 シグマ・オロモウツ(勝利・1ゴール) 8.5

ゴールを決めた試合では8点台後半という高いレーティングを獲得しており、攻守両面での貢献度が評価されていることがわかります。

弱点と課題|改善が求められる部分

どんな優れた選手にも弱点はあります。

ポッシュさんのプレースタイルを総合的に評価するためには、課題の部分も正直に見ていく必要がありますよね。

敏捷性とボールコントロールの課題

EA FC 26のデータで明らかな弱点は、ドリブル系の能力値です。

ドリブル系能力 数値
敏捷性 36
バランス 60
ドリブル 65
ボールコントロール 75
リアクション 76

敏捷性36というのは非常に低い数値であり、相手のスピードのある選手に1対1で抜かれるリスクが存在します。

ブンデスリーガでの実際のデータでも、8回ドリブルで抜かれていることが記録されており、素早い動きのウイングプレーヤーへの対応は課題として残っています。

負傷歴とコンディション管理

ポッシュさんには複数回の負傷歴があります。

ホッフェンハイム在籍中の2017-18シーズンは「様々な負傷が重なり9試合出場にとどまった」という記録があり、アタランタへのレンタル移籍後も「ハムストリングの怪我のためにシーズン外」となるという経緯がありました。

ユーロ2024予選でも「ハムストリング負傷に陥った2試合を除く残りの試合に出場」という記録があり、ハムストリングの負傷が繰り返されている点は継続的な課題です。

得点力とパス決定力の改善余地

ブンデスリーガでのゴール期待値(xG)は12試合で0.57と低く、実際のゴール数もゼロです。

パス成功率76.71%というのも、高いビルドアップ能力が評価される選手としては改善の余地があります。

一方でカンファレンスリーグやW杯予選ではより高い数値を記録しており、コンペティションによってパフォーマンスに幅があることも指摘できます。

オーストリア代表での活躍|ユーロ2024で評価急上昇

シュテファン・ポッシュさんのオーストリア代表での軌跡は、個人の成長ストーリーとして非常に興味深いです。

ユーロ2024での活躍は、ポッシュさんの名前を一気に世界に知らしめることになりました。

代表デビューから主力定着まで

ポッシュさんの代表デビューは2019年10月13日、スロベニア戦でのことです。

当初は代表チームに定着できない時期もありましたが、2022年4月にラルフ・ラニック監督が就任してから状況が変わります。

ラニック監督のもとで主力右サイドバックに定着し、2023年のユーロ2024予選ではほぼ全試合に出場して本選出場に貢献しました。

現在のオーストリア代表での背番号は「5番」で、チームの不動のレギュラーとなっています。

ユーロ2024での全試合フル出場

2024年6月に開幕したユーロ2024本大会では、グループリーグから決勝トーナメント(ラウンド16)まで全4試合にフル出場しました。

試合 対戦相手 結果 貢献
グループD第1節 フランス 0-1(敗) フル出場
グループD第2節 ポーランド 3-1(勝) フル出場
グループD第3節 オランダ 2-3(敗・GL突破) フル出場
ラウンド16 トルコ 1-2(敗) フル出場・アシスト

オーストリアはフランスやオランダを抑えてグループDを首位通過するという快挙を成し遂げ、その原動力の一人がポッシュさんでした。

グループリーグ3試合でオーストリアはフランス・ポーランド・オランダという強豪を相手にポッシュさんが無失点に抑えた右サイドは、チームの守備の柱として機能しました。

ラウンド16トルコ戦とアシスト場面

トルコとのラウンド16は、ポッシュさんのユーロ2024での最後の舞台となりました。

オーストリアが0-2でビハインドを負っていた後半20分、コーナーキックの場面でポッシュさんが相手選手との空中ボール競合の末にヘッダーでボールをグレゴリッチへとそらし、同選手がゴールを決めてアシストを記録しています。

この場面がEURO2024ラウンド16ベストイレブンへの選出につながりました。

最終的に1-2で敗れ8強進出には届きませんでしたが、ポッシュさんの評価は大会を通じて急上昇し、複数のビッグクラブが獲得に触手を伸ばすと報じられました。

ボローニャでの実績|CL出場権獲得の立役者

シュテファン・ポッシュさんのキャリアで最も輝かしい時期は、ボローニャFC 1909での3シーズンです。

レンタル移籍から完全移籍への流れを経て、クラブ史上初のCL出場権獲得に主軸として貢献しました。

レンタル移籍から完全移籍への流れ

2022年9月1日、ポッシュさんはTSG 1899ホッフェンハイムからボローニャへのシーズンレンタル移籍が決定しました。

このレンタル移籍には「スケジュールオプション達成時に完全移籍を含む」という条項がつけられており、活躍次第で完全移籍に移行できる内容でした。

実際、2022-23シーズンの活躍が評価されて2023年4月にロマノが完全移籍を報道、移籍料510万ユーロ・契約期間2026年まででの完全移籍が決定し、5月31日に正式発表となっています。

2023-24シーズン・ボローニャCL出場権獲得への貢献

完全移籍後の2023-24シーズンは、ポッシュさんにとってもボローニャにとっても歴史的なシーズンとなりました。

ポッシュさんはリーグ戦31試合に出場(1ゴール2アシスト)し、コッパイタリアにも3試合出場しています。

ボローニャはチアゴ・モッタ監督のもとでセリエAを5位でフィニッシュし、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権を獲得という歴史的快挙を達成しました。

アタランタへのレンタルとその後の展開

2025年2月3日、シーズン途中でアタランタBCへのレンタル移籍が決定しました。

守備陣に負傷者が続出していたアタランタが獲得を決め、購入オプション付きでのレンタルとなりました。

しかしアタランタではすぐにメンバー入りを果たしたものの、ハムストリングの怪我でシーズンを棒に振るという不運が続きます。

その後2025年9月1日にコモ1907へレンタル移籍し、2026年1月21日には完全移籍が決定。翌22日には1.FSVマインツ05へのレンタルが発表されています。

今後の展望とキャリア|マインツでの再起とW杯への挑戦

現在のシュテファン・ポッシュさんのキャリアはどのような方向に進んでいくのでしょうか。

マインツでの活躍を経て、2026年W杯への挑戦もかかる重要な時期に差しかかっています。

マインツでの現在のパフォーマンス

2026年1月22日からマインツへのレンタルが開始されたポッシュさんは、ブンデスリーガで12試合にフル出場(1,080分)し、平均レーティング7.15という安定したパフォーマンスを維持しています。

UEFAカンファレンスリーグでも4試合に出場して2ゴールを記録するなど、クラブレベルでの実力を示しています。

守備ランクはブンデスリーガで136人中38位という優秀な数値を記録しており、マインツの守備において重要な役割を担っています。

W杯欧州予選でのポッシュの役割

オーストリア代表としては、2026年W杯欧州予選にも参加しています。

予選での成績を見ると、7試合に出場して2ゴール2アシストを記録しており、攻守両面でチームに貢献していることがわかります。

ゴール関与4(2ゴール2アシスト)という数値は、DFとしては非常に高いプレースタイルを示しており、オーストリア代表での存在感はますます高まっています。

今後のキャリアパスと移籍動向

コモ1907への完全移籍後、マインツへのレンタルという状況は、ポッシュさんのキャリアにとって転換点となりそうです。

マインツでの実績次第では、完全移籍の可能性も出てくるでしょう。

また28歳という年齢は、サッカー選手としてまだ脂の乗った時期であり、今後のキャリアにおいてさらなる高みを目指すことが十分可能です。

W杯本大会の開催が迫る中、オーストリア代表の右SBとして本大会出場を目指す戦いも続きます。

ポッシュさんの今後の活躍から目が離せませんよ。

シュテファン・ポッシュのプレースタイルの特徴と評価の総まとめ

  • 1997年5月14日生まれ、オーストリア・ユーデンベルク出身のプロサッカー選手
  • 身長190cm・体重82kgの恵まれた体格を持つ右利きのDF
  • 本職はセンターバックだが、チアゴ・モッタ監督のコンバートで右SBとして開花
  • ホッフェンハイムでは長く背番号38を背負いCBとして活躍
  • 2022-23シーズンのボローニャレンタル移籍がキャリアの転機
  • プレースタイルは守備的サイドバック:高い対人守備力・精力的な上下運動が特長
  • タックル値82・インターセプト78とゲームデータでも守備能力が高く評価される
  • 空中戦勝利率57.4%・ジャンプ能力85とヘッダーの強さが際立つ
  • ショートパス74・ロングパス70と足元の技術でビルドアップの起点にもなれる
  • ユーロ2024の全4試合にフル出場し、ラウンド16でアシストを記録
  • ユーロ2024ラウンド16のベストイレブンに選出され評価が急上昇
  • 2023-24シーズンにボローニャのクラブ史上初CL出場権獲得に主軸として貢献
  • オーストリア代表51試合5ゴールという国際舞台での実績
  • 課題は敏捷性(EA FC値36)と繰り返されるハムストリング負傷
  • 現在はコモ1907からマインツへレンタル移籍中、W杯本大会を目指している

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