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リサンドロ・マルティネスさんのプレースタイルについて知りたい方は多いのではないでしょうか。
センターバックにしては身長177cmと小柄でありながら、ペップ・グアルディオラ監督が「世界トップ5のセンターバック」と評したほどの実力者です。
高精度の左足によるビルドアップ、激しいアグレッション守備、そして中盤をこなせる適応力の高さが彼の強みです。
この記事では、アヤックスで磨かれた左足の技術・前に出る攻撃的守備・ハイラインを支える戦術的役割まで、リサンドロ・マルティネスさんのプレースタイルを徹底解説します。
記事のポイント
①:身長177cmの小柄なCBながら世界トップクラスの評価を受ける特異な存在
②:後方からの左足縦パスと高精度ビルドアップがプレースタイルの核心
③:前方へ積極的に出る守備「攻撃的CB」としてのアグレッションが際立つ
④:守備的MFとしても起用可能な高い適応力と戦術的多様性を持つ
リサンドロ・マルティネスのプレースタイルを徹底解説
- 後方を支配する左足の精度|ビルドアップの核心
- アグレッション守備|前に出る「攻撃的センターバック」
- ハイラインを支える「中盤化するCB」の戦術的役割
- 守備的MFとしても起用可能|類まれな適応力
- 課題と弱点|小柄なCBが直面する身体的制約
後方を支配する左足の精度|ビルドアップの核心
リサンドロ・マルティネスさんのプレースタイルを語るとき、まず外せないのが後方からのゲームメイク能力です。
センターバックとしての最大の特徴は、左利きという希少性を活かした高精度のビルドアップにあります。
左足から生まれる「刺すような縦パス」
結論から言うと、マルティネスさんの左足はセンターバックの中でも世界屈指の精度を誇ります。
アヤックスで磨かれた柔らかな左足は、ショート〜ミドルのパス精度が非常に高く、相手のプレッシャーを受けても落ち着いて縦パスを差し込む能力があります。
特に印象的なのが、相手の中盤ラインを一撃で突破する「刺すような縦パス」です。中盤に位置する味方やインサイドに絞るウイングへと供給されるそのパスは、攻撃のスイッチを入れる役割を果たします。
テン・ハグ監督が構築したポゼッション型サッカーにおいて、マルティネスさんの縦パスは欠かせない武器でした。
ロングレンジの配球と特殊なロブパス技術
ロングレンジの配球でも高い質を持っているのもマルティネスさんの特徴です。
斜め方向へのロングフィードはタイミングと視野の広さが際立ち、動き出しを狙う前線の選手に対して正確な裏へのボールを届けます。
さらに「フォロースルーの少ないロブパス」という特殊な技術も持ちます。ミッドラインの上を越えつつ勢いを抑え、味方の足元へ落とすというこの技術は特殊性が高く、現代のCBの中でこれを使いこなせる選手は多くありません。
ビルドアップにおける意図的な揺さぶり
ビルドアップにおいて、マルティネスさんは単にパス精度が高いだけではありません。
状況に応じてサイドに揺さぶりをかけたり、逆サイドへ素早く展開したりと、相手の守備ブロックに揺さぶりをかける意図が明確です。
ドリブルでのライン間突破を多用するタイプではありませんが、相手の逆を突くリバースパスや角度を変えるワンタッチを駆使することで、後方からのゲームメイクに深みをもたらしています。
「左利きのセンターバックからの展開」は相手チームにとって読みにくく、それ自体が戦術的優位性となっています。
アグレッション守備|前に出る「攻撃的センターバック」
マルティネスさんの守備スタイルは、現代のセンターバックの中でも極めて攻撃的です。
単に最終ラインに待ち構えるのではなく、積極的に前へ出て相手の時間とスペースを奪うタイプなんです。
「判断に基づく前進守備」の特徴
重要なのは、マルティネスさんの前進守備が「単なる突進」ではなく、判断に基づいたものだという点です。
相手との距離を詰めるタイミングに優れ、ボールに対して鋭くアプローチをかけます。これは守備的MFとしての経験が反映されたもので、相手のコントロールや身体の向きに応じて奪いどころを見極める能力が高いためです。
一歩目の加速力も素晴らしく、大柄なセンターバックが苦手としがちなスプリントデュエルにも対応できます。
対人守備での強さと「デュエル勝率」
マンチェスター・シティ戦での対人守備は特に語り草になっています。
空中戦デュエル100%勝利・グラウンドデュエル100%勝利という驚異的な統計を残した試合があり、その内容にペップ・グアルディオラ監督が「世界トップ5のCB」と発言するほどでした。
身長177cmという小柄な体格でもこうした数字を残せるのは、「早いポジショニング」「先読みの精度」「身体のぶつけ方」が組み合わさっているからです。
カウンタープレスと前線連動守備
ボールを失った直後のカウンタープレスにも積極的に参加するのがマルティネスさんのスタイルです。
これはアヤックス時代に守備的MFとしてプレーした経験が活きており、前線から連動してボールを奪い返す「チームとしての守備」の概念が体に染み付いています。
単に守備ラインを下げて相手を跳ね返すだけではなく、プレッシングのトリガーとなって全体を動かすという役割も担っています。
また試合後に父親のいるスタンドに駆け寄ってハグをする姿が何度も目撃されており、プレーの激しさとは対照的な家族思いな一面も話題になっています。
闘志あふれるプレーをしながらも、感情的にならずに冷静な判断を維持できるのは、こうした精神的な土台の強さからきているのかもしれません。
ハイラインを支える「中盤化するCB」の戦術的役割
現代サッカーでは、CBが高いラインを維持しながら中盤のカバーをこなす「中盤化するCB」が求められています。
マルティネスさんは、まさにこのプレースタイルの体現者です。
ハイライン戦術でのCBに求められる要素
ハイラインとは、最終ラインを高く設定して相手の攻撃スペースを圧縮する戦術です。
この戦術においてCBに求められる最重要要素は、以下の3点です。
| 要素 | マルティネスさんの対応 |
|---|---|
| スプリントによる裏のカバー | 一歩目の加速力で素早く対応 |
| ポジショニングと先読み | 守備的MF経験からオフサイドトラップを把握 |
| 中盤エリアへの飛び出し | バックラインから前に出て中盤を助ける |
マルティネスさんはこの3要素を高いレベルで備えており、テン・ハグ監督が重視したハイライン戦術の核を担いました。
バックラインから中盤ゾーンへの踏み込み
バックラインの構造が変化した際には守備範囲を広げ、状況に応じてライン間や中盤のエリアへ踏み込む柔軟性がマルティネスさんの特徴です。
相手ボランチやトップ下がバックラインの前のスペースに入り込もうとした場合、マルティネスさんがラインを超えてプレスをかけることで、中盤の選手のサポートを行います。
この動きは単純に守備に見えて、実際には相手チームのリズムを崩す意図があります。
チームの構造への深い組み込み
アヤックスとマンチェスター・ユナイテッド、両クラブにおいてマルティネスさんがチームの中核として起用されてきた理由は、こうした戦術的な貢献の深さにあります。
単純な守備力だけでなく、「チームの構造の一部として機能する」ことが彼の評価の核心です。
テン・ハグ監督やグアルディオラ監督のような「戦術的なサッカー」を志向する指揮官から高く評価されるのは、必然といえます。
ハイラインを採用するチームは攻撃的な戦い方を選ぶ一方でリスクが高いため、CBへの要求水準も上がります。
マルティネスさんはそのリスクを最小化しながら最終ラインを高く保てる希少な選手であり、現代フットボールで最も求められるタイプのCBといえます。
守備的MFとしても起用可能|類まれな適応力
マルティネスさんのもう一つの大きな特徴が、ポジションの柔軟性です。
MF起用での実績と能力
マルティネスさんはキャリアを通じて守備的MFや左SBとしても起用されてきました。
特にアヤックス時代の守備的MFとしての経験は、後述する前方への守備・インターセプト・カウンタープレスなどのスタイル形成に大きな影響を与えています。
マンチェスター・ユナイテッドでも緊急時にセンターミッドフィールドで45分間プレーしたことがあり、その際の統計も高水準でした。
左SBとしての起用と機動力
左サイドバックとして起用された場合も、機動力を活かしたプレーで安定した貢献を見せます。
左足の精度と前方への積極的な推進力があるため、SBとしてもスムーズに機能できます。
複数のポジションをこなせるという特性は、チームが負傷者を抱えている状況や、試合中の戦術変更に対して即座に対応できるという点で監督にとって非常に価値があります。
適応力の背景にある「サッカーIQ」
こうした適応力の背景にあるのは、マルティネスさんの高い「サッカーIQ」です。
単純に体が動くだけでなく、チームの中での自分の役割・空間の使い方・相手の動きに対する対応を、複数のポジションから理解できていることが大きいです。
アルゼンチン代表でも複数のポジションで起用された経験があり、どこに置かれてもチームの構造に溶け込む能力は特筆に値します。
「どのポジションに置かれても役割を理解し、チームに貢献できる」という能力は、監督にとって非常に大きな財産です。
特に試合の流れによって戦術を変更しなければならない局面では、マルティネスさんのような選手の価値は倍増します。
一つのポジションに縛られない柔軟性は、日本の選手でいえば遠藤航さんのような「どこでもこなせるスマートな選手」と重なる部分があります。
マルティネスさんの適応力は、若い時代から複数のクラブで様々な要求に応えてきた経験から育まれました。アルゼンチン・オランダ・イングランドと異なるサッカー文化の中でプレーしてきた経験が、今のプレースタイルの幅広さにつながっています。
課題と弱点|小柄なCBが直面する身体的制約
ここまで長所を見てきましたが、マルティネスさんのプレースタイルには課題も存在します。
身長177cmがもたらす制約
センターバックとして身長177cmは現代のプレミアリーグでも小柄な部類に入ります。
長身のFW(190cm以上)が相手の場合、純粋な空中戦で不利になる場面があることは否定できません。
特に、コーナーキックやロングスロー時の守備では、マークすべき選手に対して頭一つ分の差がつく場合があります。
前方への守備が生むリスク
積極的に前へ出る守備スタイルは強みでもある一方、裏に抜けられた際のリスクも高まります。
マルティネスさんが前進守備を選択してかわされた場合、後ろには大きなスペースが生まれるため、カバーリングの連携が不可欠です。
これはチーム全体の守備組織としての統一が取れているときに機能するスタイルであり、ハイラインを敷くチームで真価を発揮するプレースタイルといえます。
また、大柄なFWに対する身長差はあるものの、マルティネスさんは「早めにポジションを取る」「相手が跳ぶ前に先に動く」というアプローチで補っています。
身体的な制約があることは確かですが、それをカバーするための戦術的な工夫と準備が凄まじいと言えます。
怪我のリスクと体への負担
マルティネスさんはマンチェスター・ユナイテッド在籍中、複数の怪我を経験しました。
2024年初頭には前十字靭帯(ACL)損傷という重傷を負い、長期離脱を余儀なくされています。
マルティネスさん自身は怪我後のインタビューで「最初の2、3週間は、もうサッカーやりたくなかった。足も折ったし、今度は膝だろ?もう終わりだと思ったよ。でも、だんだん意識が変わってきてサポートも得られるようになった」と明かしています。激しい守備スタイルゆえに体への負担が大きく、コンディション管理が課題の一つとなっています。
激しいプレースタイルを維持しながらも怪我のリスクを下げるには、より高度なボディコントロールと状況判断の精度が必要となります。
若い年齢からの蓄積疲労もある中で、長期的なパフォーマンス維持のためにコンディショニングスタッフとの連携が欠かせません。
それでも、マルティネスさんが体を張る守備スタイルを変えることはないでしょう。チームへの熱い想いとサッカーへの情熱が、そのプレースタイルの根底にあるからです。
リサンドロ・マルティネスのプレースタイルと経歴・現在地
- 【基本プロフィール表】177cmの小柄なCBの基本情報
- ニューウェルズからアヤックスへ|才能開花の経緯
- マンチェスター・ユナイテッドでの地位確立
- アルゼンチン代表としてW杯2022年優勝に貢献
- ペップが絶賛「世界トップ5のCB」の現在
【基本プロフィール表】177cmの小柄なCBの基本情報
まず、リサンドロ・マルティネスさんの基本プロフィールを確認しておきましょう。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | リサンドロ・マルティネス |
| 生年月日 | 1998年1月18日 |
| 2026年04月19日現在の年齢 | 28歳 |
| 出身 | アルゼンチン |
| 身長 | 177cm(一部情報は178cm) |
| ポジション | センターバック(左CB) |
| 利き足 | 左足 |
| 所属クラブ | マンチェスター・ユナイテッド(2022年〜) |
| 市場価値 | 約72億円 |
主な獲得タイトル
| クラブ/代表 | 大会名 | 獲得回数 | 年度 |
|---|---|---|---|
| マンチェスター・ユナイテッド | FAカップ | 1回 | 2023-2024 |
| マンチェスター・ユナイテッド | カラバオカップ | 1回 | 2022-2023 |
| アルゼンチン代表 | コパ・アメリカ | 2回 | 2024・2021 |
| アルゼンチン代表 | ワールドカップ | 1回 | 2022 |
| アルゼンチン代表 | CONMEBOL-UEFAカップ | 1回 | 2022 |
| アヤックス | エールディヴィジ | 2回 | 2021-22・2020-21 |
身長への批判と反論
プレミアリーグ移籍当初、マルティネスさんの身長(177cm)には様々な批判の声が寄せられました。
元マンU選手のポール・スコールズ氏やドワイト・ヨーク氏が「幼児のような選手」と表現したことで大きな論争になりましたが、マルティネスさんはピッチでのプレーで完全に黙らせました。
「うちに来てくれ」とスコールズ氏を招待するなど、ユーモアをもって批判に対応した姿勢が多くのファンに支持されています。
現代のプレミアリーグではフィジカルの強さが重視される傾向がありますが、マルティネスさんは技術・判断・アグレッションという「質」で体格的なハンデを覆しました。
CBの身長論争において、「身長は一つの要素に過ぎない」という証明をした選手として、これからも語り継がれるでしょう。
このような批判と向き合い続けてきたことが、マルティネスさんの精神的な強さと「自分を信じる力」を育てたのかもしれません。
実際、ユナイテッドの公式試合100試合を達成した際にも、多くのファンやメディアが身長批判を乗り越えた軌跡に改めて注目しました。
ニューウェルズからアヤックスへ|才能開花の経緯
リサンドロ・マルティネスさんのキャリアは、アルゼンチンの名門クラブからスタートしました。
ニューウェルズ・オールドボーイズでのデビュー
2016-2017シーズン、マルティネスさんはアルゼンチンの名門・ニューウェルズ・オールドボーイズのトップチームでプロデビューを果たします。
デビューはシーズン最終節のゴドイ・クルス戦でした。この試合のみの出場でしたが、若くして才能の片鱗を見せました。
その後、2017年8月にデフェンサ・イ・フスティシアへのレンタル移籍が決定します。
デフェンサ・イ・フスティシアでの成長
移籍後すぐにサン・ロレンソ戦で初出場を記録し、2017-2018シーズンは公式戦29試合に出場しました。
2018年6月には完全移籍を勝ち取り、2018-2019シーズンも29試合に出場して母国での知名度を上げました。
コパ・スダメリカーナなど国際大会でも経験を積み、守備だけでなくビルドアップ面での評価が高まりました。これがアヤックスの目に留まるきっかけとなります。
アヤックスへの移籍と飛躍
2019年5月、アヤックスへの完全移籍が発表されます。4年契約+1年の延長オプション付きでの移籍でした。
移籍後すぐにスタメンに定着し、同年に公式戦41試合に出場。2019年8月のFCエメン戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されました。
2020-2021・2021-2022シーズンはアヤックスを優勝に導く活躍を見せ、エールディヴィジ2連覇に大きく貢献。在籍期間の合計出場試合数は120試合に達し、一躍世界から注目される存在となりました。
アヤックス時代には守備的MFとしても起用された経験があり、この柔軟性がマルティネスさんのプレースタイルを多面的なものにしました。テン・ハグ監督のサッカー哲学と深く共鳴し、その後のマンU移籍の土台となっています。
アヤックスは才能ある若手を欧州トップクラブへ送り出すことで知られるクラブですが、マルティネスさんもその代表例の一人として語られています。
マンチェスター・ユナイテッドでの地位確立
2022年夏、複数のビッグクラブからの関心を集める中、マルティネスさんが選んだのはマンチェスター・ユナイテッドでした。
テン・ハグとの再会が決め手
アヤックス時代の恩師・テン・ハグ監督の影響が移籍の大きな決め手となりました。
2022年7月、5年契約でマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定します。移籍費は日本円で約85億円規模とも報じられました。
加入初年度からレギュラーに定着し、激しい守備と高精度のパスで最終ラインを支えました。
プレミアリーグでの批判を実力で覆す
前述の通り、身長への批判がありましたが、マルティネスさんはプレーでそれを完全に払拭しました。
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするってことは、何か持ってるってことだよな。自分のクオリティを理解してくれる人が必要だ。キャリックはそれをやってると思う、みんなの最高のものを引き出してる」というコメントからも、チームへの強い思い入れが伝わります。
2022-2023シーズンはカラバオカップ優勝に貢献し、2023-2024シーズンはFAカップ優勝も達成しています。
ACL負傷からの復活
2024年初頭に前十字靭帯(ACL)損傷という重傷を負い、長期離脱を余儀なくされたマルティネスさんですが、リハビリを経て見事に復帰を果たしました。
怪我からの復帰後に「家族、友人、チームメイト、ファン、クラブ、代表チームに恵まれて、気持ちをリフレッシュできました。とにかく、みんなありがとう」とSNSで感謝を伝えた投稿は多くのファンの心を打ちました。
マンチェスター・ユナイテッドがクラブとして苦難の時期にあっても、マルティネスさんは「このクラブで何かを変えたい」という強い意志を持ち続けており、その姿勢はファンにとって希望の光となっています。
アルゼンチン人として欧州で成功を掴んだ姿は、母国の若い選手たちにとっても大きな刺激になっているはずです。
マルティネスさんがユナイテッドに示し続けている忠誠心と情熱は、移籍市場が頻繁に動く現代サッカーの中で珍しいほど強固です。
アルゼンチン代表としてW杯2022年優勝に貢献
マルティネスさんは各年代のアルゼンチン代表を経て、2019年にA代表デビューを果たしました。
2022年カタールW杯での優勝貢献
2022年のカタール・ワールドカップではメンバー入りを果たし、守備陣の一角として安定したプレーを見せました。
リオネル・メッシさんを中心としたアルゼンチン代表が36年ぶりの世界制覇を達成した際、マルティネスさんは最終ラインの重要な一員として貢献しています。
コパ・アメリカ2連覇とアルゼンチン黄金世代
2021年・2024年のコパ・アメリカでも連続優勝を達成し、アルゼンチン代表の「黄金世代」の一員として名を刻みました。
エミリアーノ・マルティネス(GK)、クリスティアン・ロメロ(CB)、ニコラス・オタメンディ(CB)らとともに堅固な守備陣を構成し、アルゼンチンの連覇を支えています。
アルゼンチン代表での評価
左利きのセンターバックとして守備力だけでなくビルドアップ能力の高さも評価され、代表でも重宝されています。
アルゼンチン代表は世界最高の選手を揃えるチームであり、その中でレギュラーとして起用されることは、マルティネスさんの実力の高さを示しています。
世界王者のディフェンスラインに名を連ねることができたのは、単なる運ではなく長年の努力と積み上げてきた実力の証です。
特に2022年W杯では、オタメンディさんやロメロさんとのCBコンビとして、強靭な守備ブロックを形成し世界一の守備陣に貢献しました。
2026年北中米W杯でも連覇を狙うアルゼンチン代表の守備の要として、大きな注目を集めることになるでしょう。
また2021年のコパ・アメリカ優勝は、28年ぶりとなるアルゼンチン代表のメジャータイトル獲得であり、その喜びはひとしおだったはずです。
3年間でコパ・アメリカ2連覇、W杯優勝、CONMEBOL-UEFAカップと4つのタイトルを獲得した「黄金世代」の一員として、歴史に名を刻んでいます。
ペップが絶賛「世界トップ5のCB」の現在
マルティネスさんに対する世界からの評価は非常に高く、特に注目を集めたのがペップ・グアルディオラ監督の発言です。
ペップの「世界トップ5」評価の真意
マンチェスター・シティとの試合後、ペップ・グアルディオラ監督は「リサンドロ・マルティネスは世界でトップ5のセンターバックだ。彼は、僕らのディフェンスの間をパスを通して、この試合で違いを生み出した」とコメントしました。
敵将が「世界トップ5」と評価した選手に対する最大の賛辞といえるこの発言は、サッカーメディアで大きく取り上げられました。
この発言は単なる礼儀的なコメントではなく、マルティネスさんのビルドアップがシティの守備を苦しめたという具体的な事実に基づいています。
マルティネスさんの現在地とユナイテッドでの役割
現在もマンチェスター・ユナイテッドの守備の要として、チームを支える存在です。
テン・ハグ監督の退任後も新監督のもとで重要な選手として位置づけられており、ユナイテッドの再建を担う核心的な存在となっています。
27歳という年齢からも、今後さらなる成熟が期待できます。マルティネスさんが「世界最高のCB」として疑いなく認められる日も、そう遠くないかもしれません。
今後の期待と注目ポイント
怪我さえなければ、マルティネスさんはマンチェスター・ユナイテッドとアルゼンチン代表の両方で今後10年間はトップの活躍が期待できる選手です。
2026年北中米W杯でのアルゼンチン代表の連覇を目指す戦いにおいても、守備陣の中心として重要な役割を担うはずです。
サッカーファンとして、マルティネスさんのプレーを見続けることで「現代CBのあり方」の進化を楽しめます。新しい情報があれば今後もアップデートしていきます。
マンチェスター・ユナイテッドのファンからは「リシャ」の愛称で親しまれ、絶大な人気を誇っています。
チームが苦境にある時期でも決して諦めない姿勢と「マンUのために全てを捧げる」という覚悟が、ファンを熱くさせる理由の一つです。
今後はマンUの再建を担いながら、アルゼンチン代表でもW杯2026年での活躍が期待されます。
リサンドロ・マルティネスのプレースタイルの総括まとめ
- 身長177cmの小柄なCBながら世界トップクラスに評価される
- 最大の特徴は左足からの高精度縦パスと攻撃スイッチ能力
- ロングレンジの配球とフォロースルーの少ないロブパスも武器
- 前方へ積極的に出るアグレッション守備が守備スタイルの核心
- マンシティ戦で空中戦・グラウンドデュエル各100%勝利の統計を記録
- ハイライン戦術を支える「中盤化するCB」としての役割を担う
- 守備的MF・左SBとしての起用も可能なポジションの柔軟性がある
- 経歴はニューウェルズ→デフェンサ→アヤックス→マンUの順
- アヤックス在籍中にエールディヴィジ2連覇を達成して世界的注目を浴びた
- 2022年W杯でアルゼンチン代表の世界一に貢献
- コパ・アメリカは2021年・2024年と2連覇を達成
- ペップが「世界トップ5のCB」と公言した実力は本物
- 弱点は身長差のある相手との空中戦と怪我のリスク
- 2024年ACL負傷から復活しFAカップ優勝にも貢献
- 左利きの稀少性とサッカーIQの高さが現代最高峰のCBを実現している
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