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阿川佐和子さんといえば、鋭いインタビューと歯に衣着せぬ物言いで知られるエッセイスト・タレントです。
そんな阿川さんが63歳にして初婚という事実は、当時大きな話題になりました。
相手は6歳年上の慶應義塾大学元教授・Sさんで、出会いから実に35年もの歳月をかけた結婚です。
初めて会ったとき、相手はすでに既婚者で子供も4人いたというのですから、その馴れ初めは一言では語れません。
今回は、阿川佐和子さんの夫・Sさんとの馴れ初め、略奪婚疑惑の真相、そして子供はいるのかという疑問まで、まとめてご紹介します。
記事のポイント
①:夫は慶應大元教授で趣味はゴルフと数独の穏やかな人物
②:出会いから35年越しで阿川さんが「純愛」と表現する関係
③:阿川佐和子さんに子供はなく、夫は前妻との間に4人いる
④:「略奪婚」と噂されたが元妻本人が「祝福できる」と発言
阿川佐和子の夫・Sさんとの子供を巡る純愛と35年越しの結婚
- 夫・Sさんのプロフィールと人物像
- 阿川佐和子と夫の35年越しの馴れ初め
- 妻帯者だったSさんと距離を置いた純愛の証明
- Sさんの離婚成立から63歳での初婚
- 略奪婚疑惑の真相と元妻の言葉
夫・Sさんのプロフィールと人物像
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 呼称 | Sさん(本名非公表) |
| 推定生年 | 1948年頃 |
| 2026年03月07日現在の年齢 | 77歳(推定) |
| 職業 | 慶應義塾大学元教授(教育関連の仕事を継続) |
| 趣味 | ゴルフ、数独 |
| 婚姻歴 | 離婚歴あり(再婚) |
| 前妻との子供 | 4人 |
阿川佐和子さんの夫は、慶應義塾大学の元教授で、阿川さんより6歳年上のSさんという一般男性です。
阿川さんは夫の素性について「相手のご家族に迷惑がかかる」という理由から一貫して公表を避けており、お相手の本名は正式には明らかにされていません。
ただ、大学の研究者情報データベースなどとの照合から、Sさん=迫村純男(さこむら すみお)さんではないかという説が一部で有力視されています。
イニシャルのS、大学の卒業年度から計算した年齢、元教授という経歴、現在も教育関連の仕事をしているという情報が一致するということが根拠です。
もっとも、一般の方なので、これ以上の詮索は野暮というもの。
阿川さんが守ろうとしているプライバシーを尊重して、ここではSさんとお呼びします。
穏やかな人柄と独特の愛情表現
阿川さんがSさんについて折に触れて語るのが、その穏やかな人柄です。
徹子の部屋でのトークによると、Sさんは「お前が幸せならそれでいい」と言ってくれるとのことです。
一見そっけなく聞こえるかもしれませんが、これが阿川さんにとって深い安心感の源になっているようです。
料理を作っても感想をなかなか言わず、執筆中の阿川さんが集中しているとそっと姿を消す……そんなエピソードも語られています。
阿川さんはSさんの人柄を「我が儘でお調子者の私のことを上手に操縦し、心を穏やかにさせてくれる能力に関しては、実に巧みだ」と絶賛しています。
気が強くカッとなりやすいという自覚のある阿川さんにとって、Sさんの存在は特別なものがあるようです。
週刊文春の手記では「情緒の安定した部分が、思えばSさんと一緒にいてホッとする、いちばんのポイントかもしれません」とも書いています。
ノホホンとしていて趣味はゴルフと数独。
それだけ聞くとのんびり屋さんに見えますが、阿川さんのような個性的な人物のパートナーとして長年関係が続いたことを考えると、Sさんのユニークな懐の深さがよくわかります。
結婚当時は69歳で大学を定年退職済みでしたが、現在も教育関連の仕事を続けているとのことです。
阿川佐和子と夫の35年越しの馴れ初め
阿川さんとSさんが初めて出会ったのは、1981年、阿川さんが28歳のときに遡ります。
きっかけはシンプルで、友人に誘われてSさんの自宅での新年会に参加したことでした。
既婚者のSさんとの最初の出会い
新年会の場でSさんは、当時30代の現役大学教授として奥さんと4人の子供、さらに犬と猫まで揃った「絵にかいたような幸せなご一家」の家長でした。
この時点では、まさか35年後に結婚することになるとは、阿川さん自身も想像していなかったでしょう。
新年会をきっかけに、Sさんはエッセイストとしてのキャリアをスタートさせたばかりの阿川さんに、文章表現についてアドバイスをしてくれるようになります。
その縁もあり、2人で食事に行ったことも一度ありました。
しかし、ここで阿川さんは明確に線を引きます。
家庭のあるSさんとの関係が周囲に誤解を招いてはいけないと判断し、「もう2人で会わない方がいいと思います」とハッキリ伝えたのです。
このメッセージに対して、Sさんから返事の手紙が届きました。
阿川さんはその手紙の詳細については語っていませんが、「また会いたいな」と思ったと振り返っています。
気持ちはあっても、行動には移せない。
妻帯者のSさんに対して自らブレーキをかけ続けた阿川さんの判断は、その後の「純愛」という言葉に集約されているように思います。
Sさんの元妻との友人関係
新年会をきっかけに、阿川さんはSさんの元妻とも友人関係になっていました。
つまり、阿川さんはSさんという人物を通じて、その妻とも知り合いになったわけです。
これが後に「略奪婚」疑惑へと発展する伏線になっていきます。
しかし当時の阿川さんは、そんな将来を予期するはずもなく、あくまでSさん一家と「友人として」交流していたと考えられます。
多くのお見合いを経験しながら縁のなかった阿川さん。
仕事での活躍を続けながらも、心のどこかにSさんへの思いを持ち続けていたとしたら、その35年は決して長すぎる時間ではなかったのかもしれません。
妻帯者だったSさんと距離を置いた純愛の証明
一度食事をして、その後「もう会わない方がいい」と距離を置いた阿川さん。
ここから数年間、2人の接点はほぼない状態が続きます。
渡米という決断
1992年、39歳になった阿川さんはアメリカ・ワシントンへ渡り、約1年間滞在します。
この渡米の目的はスキルアップのためとされていますが、一部ではSさんとの関係に距離を置くための決断だったのではないかという見方もあります。
もっとも、阿川さん自身はその理由について明言していないため、真相はわかりません。
ただ、ワシントン滞在中のエピソードは後に『その場しのぎの英会話』というエッセイにまとめられており、この時期の経験が仕事の幅を大きく広げたことは確かです。
海外生活で見聞を広め、帰国後は報道特集のキャスターとして活躍するなど、阿川さんのキャリアは着実に積み上がっていきました。
純愛と不倫疑惑の境界線
一部では「阿川さんはSさんが既婚者だったころから関係を続けていたのでは?」という見方もあります。
初対面から結婚まで35年、途中で食事に行ったり手紙のやり取りがあったりという事実を見ると、そのような疑問が生まれるのは理解できます。
しかし阿川さんはこの間の関係を「純愛」と表現しています。
妻帯者に対して自ら「もう会わない方がいい」と伝え、その後も一線を引いて行動してきたという阿川さんの姿勢は、不倫とは明確に異なります。
その言葉を信じるならば、阿川さんはSさんへの気持ちを抱えながらも、それを表に出さずに自分の人生を歩んできたことになります。
インタビュアーとして「聞く力」を磨き、エッセイストとして数々の作品を発表し、タレントとして幅広く活躍してきた阿川さん。
その豊かなキャリアの裏側に、Sさんへの静かな気持ちがあったとしたら、何とも感慨深い話です。
距離を置きながらも、縁を切らずにいたこと。
それが30年以上の時を経て、結婚という形で実を結んだのですから、「純愛」という言葉はあながち誇張でもないのかもしれません。
Sさんの離婚成立から63歳での初婚
1992年に渡米した阿川さんが日本に帰国したのは翌1993年頃のことです。
帰国後、改めてSさんと再会する機会があった阿川さん。
このとき、Sさんはすでに奥さんと別居状態にあることがわかりました。
別居から離婚、そして入籍へ
SさんとSさんの元妻が別居に至った背景について、報道ではコーディネーターとして働いていた元妻が多忙になり、夫婦間のすれ違いが増えたことが一因とされています。
阿川さんが初めてSさんと出会った1981年からすでに5年後には、この別居状態になっていたとも伝えられています。
長い別居期間を経て、Sさんの離婚が正式に成立したのは2012年頃とされています。
そして離婚成立から4年ほどが経った2017年5月9日、阿川さんは63歳にして初めての結婚を届け出ました。
結婚に踏み切るまでに4年ほどの時間を置いたのは、離婚直後の入籍を避けた阿川さんなりの配慮だったのかもしれません。
63歳という年齢を考えれば「今更?」という思いもあったでしょう。
それでも阿川さんは決断しました。
入籍後の姓変更
結婚にともない、阿川さんは姓が変わりました。
「阿川佐和子」という名前は芸名ではなく本名なので、パスポートや銀行口座など多くの書類の改姓手続きが必要になりました。
阿川さん自身もその手続きの大変さをエッセイなどで語っていますが、結婚から年月を重ねた現在は、Sさんの苗字の方がしっくり来ているそうです。
63歳での初婚というタイミングについて、阿川さんは「機が熟した」という表現を使っています。
30回以上のお見合いを重ね、仕事に打ち込み、長い時間をかけて辿り着いたパートナーとの結婚。
縁というものは、焦って掴もうとしても掴めないものなのだと、阿川さんの人生は教えてくれているようです。
また、入籍後も芸能界での仕事や執筆活動を続けている阿川さんの姿は、「結婚して専業主婦になる」という夢とは違う形で、自分らしい人生を全うしているように見えます。
63歳で踏み出した一歩は、遅すぎることはなかったのでしょう。
略奪婚疑惑の真相と元妻の言葉
阿川さんとSさんの結婚が報じられると、一部で「略奪婚ではないか」という声が上がりました。
Sさんの元妻と阿川さんが友人関係にあったこと、Sさんが既婚者だった時代から接点があったこと、これらを理由に「友達の夫を奪ったのでは」という見方です。
略奪婚とされる根拠
疑惑の根拠をまとめると、以下のとおりです。
阿川さんは1981年の新年会でSさん一家と知り合い、元妻とも友人になりました。
Sさんが既婚者だった時期にも、2人きりで食事をしたことが一度あります。
そして、Sさんの別居・離婚後に関係が深まり、最終的に入籍に至りました。
この流れだけを見ると、「親友の夫を横取りした」という印象を持つ人がいても不思議ではないでしょう。
元妻の言葉が示す事実
しかし、最も重要なのはSさんの元妻自身のコメントです。
週刊誌の取材に応じたSさんの元妻は、阿川さんとSさんの結婚について次のように語っています。
「そんなことは言わないでくださいよ。それで今の私があるんだから。私にとってはもう終わっている話なので、本当にお幸せでいいと思います」
さらに「心から祝福できる」「ふたりの交際にはまったく気付かなかった」とも話しています。
これを読むと、略奪婚疑惑は少なくとも当事者の間では否定されていると言えます。
「交際にはまったく気付かなかった」という言葉が真実であれば、阿川さんが主張する「純愛」も、あながち誇張ではないのかもしれません。
元妻が「終わった話」として前向きに語っている以上、外野がとやかく言う必要もなさそうです。
阿川さんとSさん、そして元妻それぞれが、それぞれの人生を幸せに歩んでいる。
結局のところ、それ以上でも以下でもない話なのではないでしょうか。
阿川さんが「純愛」という言葉を使ったのも、ただのロマンではなく、30年以上にわたって一線を守り続けたという自負があるからこそだと思います。
その言葉の重みは、当事者にしかわからない部分があるはずです。
阿川佐和子に子供はいない?夫との結婚生活と現在
- 阿川佐和子に子供がいない理由と本人の言葉
- 夫・Sさんの前妻との間にいる子供4人について
- 専業主婦を夢見た阿川佐和子とお見合い30回の記録
- 阿川佐和子と夫の結婚生活の実態
- 阿川佐和子と夫が語った老後の過ごし方とシニア婚
阿川佐和子に子供がいない理由と本人の言葉
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 阿川佐和子(あがわ さわこ) |
| 生年月日 | 1953年11月1日 |
| 2026年03月07日現在の年齢 | 72歳 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 150cm |
| 血液型 | O型 |
| 最終学歴 | 慶應義塾大学文学部西洋史学科卒業 |
| 職業 | エッセイスト・小説家・タレント |
| 初婚 | 2017年5月9日(63歳) |
| 子供 | なし |
阿川佐和子さんに子供がいない理由は、シンプルです。
63歳で初婚されたため、子供を持つ機会がなかったのです。
「人生の悔い」と語った子供への思い
ただ、阿川さんは子供に無関心だったわけではありません。
むしろ逆で、幼い頃から子供の面倒を見るのが好きで、料理も大好きで、ずっと専業主婦になることを夢見ていた人です。
過去のインタビューでは、子供について次のように語っています。
「若い頃に結婚していれば、欲しかった子どもに恵まれたでしょう。それだけは人生の悔い。グズグズして成し遂げなかったんだから、しょうがないですね」
「それだけは人生の悔い」という言葉は、重く響きます。
仕事では女性タレントとして、エッセイストとして、インタビュアーとして、これだけの実績を残した阿川さん。
しかし、専業主婦になって子供を育てることを夢見ていた少女が、63歳まで独身でいることになろうとは、誰も予想できなかったでしょう。
仕事では理想のキャリアを歩みながら、プライベートでは「悔い」が残った。
そんな複雑な思いを率直に語れるのが、阿川佐和子さんらしいところでもあります。
63歳で結婚したSさんとは子供を持つ年齢ではなかったとはいえ、阿川さんには愛情を注ぐ相手ができた、ということかもしれません。
人生のタイミングというものは、誰にでもうまくいくわけではありません。
子供を持てなかったことが「人生の悔い」であると同時に、63歳で出会えた相手との生活が「人生の幸せ」でもある、というバランスが、今の阿川さんの日常を支えているのかもしれません。
それでも「しょうがないですね」と笑い飛ばしながら前を向く姿は、阿川さんらしい強さと率直さが詰まっています。
夫・Sさんの前妻との間にいる子供4人について
夫のSさんには、前妻との間に4人の子供がいます。
阿川さんとSさんが初めて出会った1981年の新年会の場で、すでに4人の子供が揃っていたとのことです。
子供たちの詳細は非公表
4人の子供の名前や年齢、性別などの詳細については公表されていません。
ただ、出会いの場にすでに4人の子供がいたことは阿川さんが語っており、その後も各所でこの事実が触れられています。
Sさんが元妻と出会った1981年頃、末の子供が0歳だったとしても、現在は40代以上ということになります。
子供たち全員がすでに独立して、それぞれの生活を送っている可能性が高いでしょう。
阿川さんとSさんの子供たちの関係については、阿川さん自身は語っていません。
ただ、元妻が阿川さんとSさんの結婚を「心から祝福できる」と語っていることを考えると、子供たちも大人として穏やかに受け止めているのではないかとも想像できます。
阿川さんにとっての「継母」という立場
阿川さんはSさんの子供たちとの関係についても公言していません。
継母という立場になった阿川さんがSさんの4人の子供たちとどのような関係を築いているのかは、プライバシーの領域に属することでもあります。
一方で、子供が欲しかったと語っていた阿川さんにとって、Sさんを通じて子供や孫に近い存在と縁ができたことは、人生に新しい喜びをもたらしている可能性もあります。
「晩ご飯を一緒に食べるのを楽しみに共同生活しているようなもの」という阿川さんの言葉からは、主に2人の静かな日常が伝わってきますが、Sさんの子供たちが集まる機会もあるのではないでしょうか。
詳しいことはわかりませんが、Sさんと阿川さんの夫婦関係が円満であることは伝わっていますから、家族全体としても穏やかな関係が続いていることを願いたいですよね。
また、阿川さんが結婚に踏み切ったことで、Sさんの子供たちにとっても父親が安心できる環境で暮らしているという安堵感があるのではないかとも思います。
家族の形は人それぞれ。
血のつながりがなくても、穏やかな関係を築ける可能性は十分にあります。
専業主婦を夢見た阿川佐和子とお見合い30回の記録
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現在は日本を代表するエッセイスト・インタビュアーとして知られる阿川佐和子さんですが、その華やかなキャリアの裏側に、意外な素顔があります。
阿川さんはずっと、専業主婦になることを夢見ていたのです。
亭主関白な父のもとで育った専業主婦願望
阿川さんの父親は作家・阿川弘之さんで、亭主関白で自分中心の家庭を作り上げた人物でした。
そんな家庭環境で育ったためか、母親が専業主婦として家族を支える姿が阿川さんの「理想の女性像」になっていきます。
小さい頃から幼い子供の面倒を見るのが好きで、料理も大好き。
「自分も専業主婦になることが夢だった」と語る阿川さんは、21歳で初めてお見合いをして以来、なんと30回以上のお見合いを経験します。
「休日は何をしていますか?」と聞かれて「グダグダしています」と答えてしまうなど、様々なお見合い失敗エピソードがあったようです。
自ら断ったり断られたりを繰り返しながら、30代、40代と年齢を重ねていきました。
お見合い30回の記録とエッセイ化
30回以上のお見合いを重ねた経験は、後に『阿川佐和子のお見合い放浪記』というエッセイにまとめられています。
数々の失敗談を笑いに変えてしまうのが、いかにも阿川さんらしいですよね。
インタビューでは「早くお嫁に行きたいとお見合い三昧です。お見合いしまくって。数打てば当たると思ったけど、当たらなくて」と語っています。
「数打てば当たると思った」という言葉が微笑ましいですが、30回以上も挑戦して縁がなかったとなると、やはり自分でも「なぜ…」と思っていたのではないでしょうか。
結婚相手について「格好良さにこだわったり、重箱の隅をつつくようなことが気になったり、わがままもあるでしょうね」と自己分析もしており、なんとも正直な人だなと感じます。
40歳を過ぎてからは結婚への気持ちが少し切り替わっていったとも語っています。
「仮の姿」として始めたテレビの仕事も、キャリアとして本格化し、エッセイストとしても多くの読者を持つようになりました。
専業主婦の夢を追いかけながら、気づけば日本を代表するインタビュアーになっていた……人生とは不思議なものです。
そして63歳で、30年以上前から縁のあったSさんと結婚する。
振り返れば、阿川さんの人生はそういうペースで動いてきたのかもしれません。
阿川佐和子と夫の結婚生活の実態
63歳と69歳というシニア婚で始まった阿川さん夫婦の生活は、どのようなものなのでしょうか。
阿川さんが語るエピソードから、その日常が少し見えてきます。
「晩ご飯」が1日のハイライト
阿川さんは結婚生活について「晩ご飯を一緒に食べるのを楽しみに共同生活しているようなもの」と表現しています。
これを聞くと少し寂しい感じもしますが、実際はそうではないようです。
阿川さんが自宅で原稿を執筆していると、Sさんはじゃまをしないようにそっと姿を消してしまうのだそうです。
お互いの空間と時間を尊重する、大人の共同生活の形とも言えます。
仕事を持ち、それぞれの生活スタイルを確立した60代での結婚だからこそ、こういうスタイルが自然に生まれるのかもしれません。
夫・Sさんの気遣いと家庭内の様子
Sさんは穏やかな性格で、阿川さんを「優しく懐柔する」と評されていますが、料理を作っても感想を言ってくれないのが玉にきずだと阿川さんはぼやいています(笑)。
ただ、「お前が幸せならそれでいい」という言葉には、Sさんなりの深い愛情が込められているはずです。
阿川さんは「我が儘でお調子者の私のことを上手に操縦し、心を穏やかにさせてくれる能力に関しては、実に巧みだ」と語っており、Sさんに対してかなり高い評価をしていることがわかります。
気が強い阿川さんをここまで穏やかにさせてしまうSさんは、よほど懐が深い人物なのでしょう。
姓も変わり、新しい苗字での生活も結婚から年月が経つうちにしっくりきている、と阿川さんは語っています。
「阿川佐和子」という名前はすでにブランドとして確立されていますが、プライベートでは別の苗字で生きている。
その二重の顔もまた、阿川さんの人生の豊かさを感じさせます。
63歳で姓が変わり、新しい名前で新しい生活が始まる。
それを「しっくりきている」と語れるほど、阿川さんはSさんとの暮らしに馴染んでいるということでしょう。
インタビュアーとして多くの人の人生に踏み込んできた阿川さんが、自分自身の人生でも大きな転換を迎えた。
その変化を楽しんでいるように見えるのが、阿川さんらしいところです。
阿川佐和子と夫が語った老後の過ごし方とシニア婚
阿川さんは結婚に際して、週刊文春に次のような手記を寄せています。
「足腰が丈夫なうちにできるだけたくさん好きなゴルフをし、おいしいものを『おいしいね』と言い合い、くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます」
とても率直で、阿川さんらしい言葉ですよね。
シニア婚が社会に与えた影響
63歳での初婚という事実は、当時の日本社会に大きな話題をもたらしました。
「婚活に悩む50代・60代を勇気づけた」という声も多く、アラフィフ・アラ還世代の婚活への関心が高まるきっかけのひとつになったとも言われています。
実際、シニア世代の婚姻件数は1980年から3倍以上に増加しており、阿川さんの結婚はそのトレンドと重なる形で注目を集めました。
年齢を重ねてから出会い、結婚するということ。
自分のライフスタイルが確立された後での結婚は、「晩御飯を一緒に食べる共同生活」という阿川さんの言葉が示すように、若い頃の恋愛とは異なる形で成立します。
それが悪いわけではなく、むしろ大人だからこそ相手を尊重した関係が作れるという面もあります。
老後を共に過ごすパートナーとして
「老後を過ごしていければ」という阿川さんの言葉には、ロマンスを超えた深い信頼感があります。
相手の健康を気遣い、好きなゴルフを楽しみ、おいしいものを一緒に食べながら笑う。
それが阿川さんにとっての理想の結婚生活なのでしょう。
現在、Sさんは推定77歳、阿川さんは72歳です。
お互いの健康を第一に、穏やかな日々を続けていることが伝わってきます。
30回以上のお見合いを経て、35年越しの縁で結ばれた2人。
その結婚生活が、今後も長く続くことを願うばかりです。
30回以上のお見合いを経て、30年以上の時を超えて、63歳で初婚という道のりを歩んだ阿川さん。
そのエピソード自体が、ひとつのエッセイになりそうな人生です。
阿川佐和子の夫・Sさんと子供にまつわる純愛と家族の全記録
- 阿川佐和子さんの夫は慶應義塾大学元教授のSさんで6歳年上の一般男性
- 出会いは1981年、友人の誘いでSさん宅の新年会に参加したのがきっかけ
- 初対面の時点でSさんはすでに既婚者で子供4人いる状態だった
- 阿川さんは一度食事をした後「もう会わない方がいい」と自ら距離を置いた
- 阿川さんは1992年に米国ワシントンへ渡り約1年間滞在している
- Sさんは元妻と別居を経て2012年頃に離婚が成立した
- 離婚成立から4年後の2017年5月9日に阿川さんと入籍
- 阿川さんは63歳での初婚でSさんは2度目の結婚(再婚)
- 「略奪婚」の噂があったが元妻本人が「心から祝福できる」と語っている
- 阿川佐和子さんに子供はいない(63歳で初婚のため)
- 子供について「それだけは人生の悔い」と発言している
- 夫のSさんは前妻との間に子供が4人おり詳細は非公表
- 阿川さんは21歳から30回以上のお見合いを経験した
- 結婚生活は「晩ご飯を一緒に食べるのを楽しみに共同生活しているようなもの」
- 阿川さんは夫を「我が儘な私を穏やかにさせてくれる能力が巧み」と絶賛している
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